晴れと家 ─ はれとけ ─

預ける=さよなら
じゃない。
「週末会いに行こう」の
はじまりです。

18年現場で高齢者と向き合ってきた管理栄養士
だからこそ気づく、「施設を見る目」をお伝えします。

折り紙の花を作りながら談笑する高齢者3人と、介護スタッフの女性

共感 ─ こころの重さ

施設に入れるのは「親不孝だろうか」

ここにたどり着いたあなたは、こんな夜を過ごしていませんか?

  • 介護で自分のメンタルが壊れてしまいそう。
  • 施設に預けると、親が悲しむかなぁ。
  • 老人ホームの食事は「ひどい」と聞くから心配。

「プロの手を借りる=親を手放す」ではありません。

疲れ切ってしまう前に、笑顔で会える家族に戻るための前向きな選択です。でも、本当に難しいのは

「どの施設なら安心して任せられるか」

を見極めることではないでしょうか——

当サイト「晴れと家」がお手伝いできること

ホットプレートでパンケーキを焼く介護スタッフの女性と、笑顔の高齢男性
この18年に何百枚ホットケーキ作ったかな〜🎶

施設選びは、人生で何度も経験することではありません。だからこそ、パンフレットやホームページだけでは見えてこない事実があります。

私は18年間、管理栄養士として高齢者の食事に向き合ってきました。その経験から分かったのは、

食事を見れば、その施設が大切にしていることが見えてくる。

ということ。「晴れと家」では、管理栄養士18年の”見る目”を、あなたにそっとお貸しします。

読みもの

知りたいことを選んで「まずは1つ」読んでみてください

老人ホーム選びには、悩みに応じて知っておきたいことがあります。

老人ホームってどんなところ?

【食事・暮らし】施設での毎日を紹介 →

見学では何を見ればいい?

【裏鑑定】現場18年目の目利きを伝授 →

本当に施設に預けて大丈夫?

【後悔しない】預ける決断に迷ったら →

原点 ─ わたしのこと

私のつくった食事は、かつて
「エサ」と呼ばれました。

晴れと家(さくら)
おにぎりを作るのも食べるのも大好き

さくら(晴れと家 運営者)
管理栄養士18年目/病院9年・介護施設9年。献立作成、委託給食会社との連携、施設のSNS発信を担当。2児の母。

※本サイトの写真・イラストは、運営者本人や現場で実際に提供した食事です。入所者様や施設が特定されないよう、あえてイラストにして掲載しています。

私が施設の食事に本気で向き合う理由

「エサみたい。」

新卒で病院に入職した頃。運ばれた食事を前に、患者さんがぽつりと言いました。

悔しい。でも、なにも言えなかった。

あの日の悔しさを胸に、18年間食事と向き合っています。

今では退所された方が「またあのご飯が食べたい」と、施設に戻ってこられることもあるんですよ。嘘のような話ですが、私にとっては勲章です。

18年間で私は「食事を見れば、その施設が大切にしていることが見えてくる」と感じています。この経験をもとに、ご家族では気づきにくい「施設を見る目」をお伝えします。

目利き ─ プロの見方

管理栄養士は施設のココを見ています

「笑顔 元気 ありがとう」の掲示がある食堂で、テーブルを拭くスタッフと高齢者たち

パンフレットだけでは、施設の本音は見えません。私は施設に行くと、まず同じ3つを見ます。

献立表を見る

見るのは豪華さではなく「日常の繰り返し」です。行事食の日ではなく、なんでもない日の夕食にこそ、その施設の本音が出ます。

廊下の匂いを嗅ぐ

食事どきにおいしそうな香りがふわりと漂う施設は、施設内で調理している可能性が高いです。匂いの話は奥が深いので、詳しくは記事のほうでじっくり書いていきますね。

食事介助をする職員の表情を見る

食事の時間を「業務」として流している施設か。「一日のいちばんの楽しみ」として扱っている施設か。この気持ちは、表情に現れます。

きざみ食が美しい施設は、ていねい。

現場18年で気づいた事実。
彩りよく盛り付けた、きざみ食・ペースト食の一皿

オムレツに野菜トマトソースがさらりと。オクラと人参のグラッセが添えられたきざみ食。カラフルで人気がある1品。

ふつう食は、どこの施設もある程度きれいです。
でも私は、きざみ食を見ます。

きざみ食やソフト食は、おざなりにされやすい工程です。

そんな一皿まで丁寧につくる施設は、見えないところまで丁寧です。

もし見学で食事を見られるなら——
ふつう食だけでなく、きざみ食も見せてもらってくださいね。

豪華な食事が逆に疲れさせることも

毎日のごちそうって本当に必要?

ご馳走が並ぶ施設=正解とは限りません。

噛む力や飲み込む力が落ちた方にとって、
豪華な一皿は「食べきれない重荷」になり、
残すたびに小さく自信を失っていくことさえあります。

1%の「晴れ(ご馳走)」ではなく、
99%の「ケ(日常)」

365日。

ふつうの食事をふつうに完食できる場所こそが、
本当に暮らしやすい場所ではないでしょうか。

海老やだし巻き卵が並ぶ、彩り豊かな祝い膳の中身

毎年元旦にご用意するおせち料理。1年に1度、お正月ならではの華やかさをたっぷり詰め込みます。

管理栄養士の”見る目”をもっと知る

【裏鑑定】現場18年目の目利きを伝授 →

決断 ─ 晴れへ

「ここなら大丈夫」と思える場所に出会えますように

ピザトーストを作って楽しんだ日の1枚。

私は施設を紹介したいわけではありません。

あなたが「ここなら大丈夫」と思える場所に出会ってほしいだけです。

そのために管理栄養士18年の”見る目”を全部書いていきます。

あなたと大切な人の心を晴れにする
「家」を一緒に見つけましょう。

そして最後に、もう一つだけ。

施設を1つだけ見て決めないでください。

気になる施設を比べてみることが、後悔しない施設選びへの一番の近道です。

▶ 気になる施設をまとめて取り寄せる

私は介護施設を「アンコールプレイス〜人生の延長戦を楽しむ場所〜」だと考えています。

預けて終わりの場所ではなく、親の毎日がもう一度動き出す場所にしたい。だから私は、これからも管理栄養士の”見る目”を、このサイトで伝え続けます。